Rhinoceros 5.x より Pythonが正式サポート、EditPythonScript というコマンドが追加されました。
これによってPythonのスクリプトでRhinoに命令(コマンド)を送れます。
Rhinoにおいて、Pythonの使い道は大きく2通りあります。
1.上記のEditPythonScript でPythonスクリプトエディタ上からスクリプトを直接を走らせる方法。
2.GrassHopperのプラグイン GhPythonを通して、GH上でPythonスクリプトを実行させる方法。
後者のアドバンテージは、GHの特性そのもの:プレビューしながらパラメーターの変更・適用ができること。
両者の基本的な構文は同じである為、RhinocerosをPythonで動かすことは、生産性が高いと思われます。
またPythonは非常にリソースが多く、利便性が高いオープンソースのスクリプト言語です。型などの定義が抽象的なので一長一短ありますが、入門者からエクスパートまで十分仕様に足りる奥の深い言語です。
またGrassHopperはMacOSで動作しないので、依然片手落ちではありますが、Rhino-Python RunPythonScript コマンドは有効ですので、Pythonであれば同じスクリプトがMacでも動かせる可能性が残されています(C#,VBはmicrosoftにより言語仕様が決められている為、プラットフォームもwindows系です)。
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