市川さん
中間前に、発表する内容(暫定版)をまとめました。アップ致します。お忙しいとは思いますが、ご確認・コメントをいただければと思います。プログラムが決まっていなかった(つまり何を解くのかが決まっていなかった)ので、いったん、パターンスタディからはなれ、敷地調査、プログラム設定をし、なるべく今までのリサーチを活かす方向で建築を生成する方法を考えました。まだまだ荒いですが...
「物体がノードに与える影響」をテーマに調べてきたながれで、主題を樹と建築と設定します。敷地調査から、樹を幾何学を構成するメインストラクチャーとしたのは、ここにもっと自然を埋め込んでみてはどうだろうか(都市とのコントラストを高める)と思ったのが始まりです。なお、レファレンスは、石上純也さんのKAIT工房等です。
いったんの目標は、樹木の配置によって建築がジェネレートされることです。建築を建ててから庭を造るようなプロセスではなく、ランダムに配置された、高さ方向にバッファが変化する樹木郡の間に建築を縫うように挿入していくすることを考えています。プログラムは、回廊系の美術館と森のような空間としました。
1. 樹木をランダムに配置し、ボロノイ図を描く。ボロノイ領域の境界線を通りながら樹木から3m(曖昧)の距離を保ったバッファに沿って床を挿入していく。このときの条件:XXXX㎡のフットプリントを確保するMSTで、環状になること。もしくはXXXXm以上のMSTとする。(曖昧)
2. 外部空間の近接中心性及び、媒介中心性が敷地の中心にくるよう建築の断面操作をする。具体的には床を持ち上げて通れるようにする。(外部空間の場合、全体を移動するということはあまり考えられず、隅に偏るよりも中心の方が、すべての人が利用しやすいので。)
3. 外部空間の近接中心性及び、媒介中心性を求め、機能を入れていく。不都合が生じたら1に戻る。(数十個のパターンスタディは内部空間に仕切等を入れていくときにつかえそう。)
4. 1-3を繰り返し最適化。
課題:
変数が曖昧なのでまだ整理が必要。
穴が1つである必要はない。取りあえず今はシンプルにしているだけなので、将来的には穴が複数個あってもよい。
まだまだやることは多いですが、なにか出来そうな感じがするので、樹と建築の関係をテーマに設計していこうかと思っています。明日までに設計の流れがより明確になるように考えようとおもいます。
よろしくお願いいたします。
澁谷
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